Bali
バリ島は世界的に有名な観光地ですが、現地の人々は主にバイクや車を個人の交通手段として利用しているため、公共交通機関はあまり発達していません。
さらに、観光スポットが広範囲に広がっているため、公共交通機関だけで移動するのは不便なことがあります。
そのため、多くの旅行者はレンタカーやバイクレンタルを利用しますが、一部の公共交通機関も活用できます。
ここでは、バリ島で利用できるさまざまな交通手段を紹介します。
◆ トランス・サルバギタ(Trans Sarbagita)
ジャカルタの「トランスジャカルタ」と同様に、トランス・サルバギタはバリ島の公共バスシステムです。
現在4路線が運行しており、将来的には17路線まで拡大される予定です。
APLAUSアプリを利用すると、ルートや運行時間を確認できます。
• 料金: 3,500ルピア
• 運行時間: 午前5時30分~午後9時
◆ コモトラ(Komotra)
クタ・ビーチを代表する交通手段で、ミニバスを改造したオープンバスです。
セントラル駐車場からクタ・ビーチまで約3kmの区間を運行しており、バスが通過するときに手を上げると乗車可能です。
• 料金: 10,000ルピア
◆ クラクラバス(Kura-Kura Bus)
バリ島の主要な観光地(クタ、レギャン、スミニャック、サヌール、ウブドなど)を結ぶ観光バスです。
「クラクラ」はインドネシア語で「カメ」を意味し、車両も緑色に塗装されているので簡単に識別できます。
• 設備: エアコン、Wi-Fi完備
• 料金:
• 片道: 20,000ルピア
1日パス: 100,000ルピア
3日間パス: 150,000ルピア
詳細情報: kura2bus.com
◆ グラブタクシー(Grab Taxi)
東南アジア全域で人気のある配車サービスで、バリ島でも利用可能です。
ただし、バリ島は観光地のため、インドネシアの他地域より料金が高めです。
• 特徴: アプリで現在地から車を呼び出し可能
• ヒント: 3人以上で利用するとGojekより安くなることも
◆ ゴジェック(Gojek)
ゴジェックはバイクタクシーサービスで、短距離の移動にとても便利です。
Gojekアプリで目的地を入力すると、自動で料金が計算され、バイクタクシーが迎えに来ます。
• 料金: 目的地に応じてアプリで自動計算
• 注意点:
ヘルメットはドライバーが提供
雨季には自分でレインコートを準備
◆ レンタルバイク
バリ島ではサーファーや自由旅行者がバイクを主な交通手段として利用します。
レンタル料金は1日50,000ルピアからです。
• レンタカー(運転手付き)
料金: 700,000ルピア~
チップ: 1日約5ドル
利点: 快適な移動、運転不要、自由な旅程
バリでは公共交通機関が限られているので、旅行の計画を立てるときに交通手段をあらかじめ考慮することが重要です。
近い距離はゴジェックやバイクのレンタル、長距離移動や快適な旅行をご希望の方はレンタカー(運転手含む)をおすすめします。
また、主要な観光地を結ぶクラクラバスも有効活用できます。
旅行スタイルに合わせた交通手段を選択し、より便利で楽しいバリ